よくあるご質問

マゼックスについて

Q他社と比べてなぜ安いのですか?
株式会社マゼックスは累計出荷台数2000台以上と国内メーカーの中ではトップクラスの出荷台数を誇ります。
多くの台数を納品しているからこそコストカットが可能になり、価格を抑えながらも性能向上に日々努めております。
また少しでも産業用ドローンが労働力削減に繋がるようにお客様の立場になって考え、日本国内で使いやすい価格・性能・安全面を心がけています。

・全国に90以上の販売店・特約店で随時デモ飛行
いつでもお客様のご希望に沿った対応を可能にするため、全国の販売店で実機のデモ飛行をご覧いただけます。

・メーカーと販売店で協力し分業しています
通常ドローンメーカーは講習やメンテナンスなどでも収益を上げますが、マゼックスでは「メーカー・販売店・整備所」といったように得意分野で分業にすることで、メーカーはよりよい製品開発に集中して製造することが可能です。そのためコストを完全に製品に向けることができ、価格を抑えながらも性能にこだわることが可能になりました。
Q低価格だから品質が悪いといったことはありませんか?
産業用ドローンも近年で性能が発達し、信頼性も大きく向上しています。ただし制御装置や推進部品も機械である以上、不良品が100%でないことはありません。そこでマゼックスが最も重要視していることは「不良品をいかに流出させない社内テストを構築するか」です。

100項目以上の製造・組立チェックリスト、1台につき15分間のフライトテスト、確認重要項目は作業者を分けたダブルチェックを行い、厳しい基準をクリアした製品のみ出荷しています。その他に耐久・対紫外線テストなども独自で行い、耐久性の高い産業用ドローンを日々追求しています。
Qアフターサポートが不安です・・・
マゼックスではメール・電話・LINE・販売店・整備所経由など、あらゆる方法で迅速に対応します。スタッフが1から説明しますのでご購入後もお気軽にお問い合わせください。
また点検時期が近づきましたらマゼックスもしくは販売店から定期的にご連絡させていただきます。その際にご利用の中で不明な点などがありましたらご相談ください。他社製品をお使いの方でもお気軽にご相談ください。
Qメンテナンス・修理は可能ですか?
はい、もちろん可能です。年次点検・メンテナンス・修理など弊社もしくは整備所へお送りいただければ全て対応いたします。点検期間はフライトテストを含み1週間から2週間で発送致します。もしお急ぎの場合は、受付時にお申し付けください。
Q予備なども含めて部品だけの発注は可能ですか?
基本的には常時在庫していますのでご安心ください。
アーム1本やモーター1個からの販売でも行っています。
納期は在庫があれば14時までのご注文で即日出荷・翌日配達いたします。
※部品のご注文は弊社製品をご利用いただいている方のみとさせて頂いております。

ドローンの導入について

Qドローン初心者ですが大丈夫ですか?
多くのお客様は過去にドローンを操縦したことがない初心者です。少し練習をすれば飛行できる機体性能を持っていますので、問題無く業務・作業に使用できます。どなたでも扱い易い様に設計しており、UFOキャッチャーのように一つずつ操作を行えば飛行させることができます。

産業用ドローンは仕事をより効率よく行うことが目的の機械のため、操作に気が取られることがなく操作できるように開発していますので、初心者の方でも安心してご利用ください。
Qもし事故で故障してしまったとき費用が心配です・・・
弊社は保険代理店とも提携していますので、低価格な契約料金で機体保険にご加入いただけます。
万が一の際でも免責0円・負担金0円で満額保証のプランを提供しています。
是非他社製品と年間の維持費などもお比べください。
詳しくはメニューの[ドローン保険について]又は以下のURLからご覧ください。
mazex.jp/insurance.html
Qドローンを使用するのに資格や免許は必要ですか?
結論からいうと免許や資格は無くても飛行できます。2022年12月航空法改正によりドローンの免許制度が始まりましたが、農薬散布ドローンまたは林業用ドローンは免許が必須ではありません。法律上必要となるのが飛行場所や飛行方法です。また2022年6月よりドローン所有者の情報を国に登録する機体登録が義務化になりました。
国土交通省への申請について

農業分野では資格が必要だと聞いたよ?

農薬散布では、ドローンを飛行させるだけでなく薬剤を空中から適確に散布しなければなりません。そこでドローンを正しく安全に使用するために「農林水産航空協会」が存在し、機体性能を試験し合格した機体を農水協認定機といいます。農水協の認定機を使用するためには農水協の認定教習所を受講して資格を取得しなければいけません。
マゼックスでは「飛助MG」が認定取得機で、主力メーカーの多くは農水協認定機のため教習を受講する必要があり、資格や免許が必要という認識になってしまいました。

ただし農水協の認定を受けていないメーカーは資格が不要です。その反面、認定を受けていない機体は性能が保証されていないので、薬害やドリフトのリスクがあるので購入前には機体性能や散布性能もチェックする必要があります。
Q国土交通省への申請は必要ですか?
はい。申請条件に当てはまる機体や環境、作業内容により国土交通省への申請が必要です。
空港付近や住宅密集地などの付近で飛行する場合は事前に申請が必要です。
※空港付近で飛行する場合は安全プログラムが作動し離陸できないシステムになっています。ご不安な方は事前にお問い合わせください。

詳しくは〔国土交通省への申請〕により詳しく説明が記載されていますのでご確認ください。
こちらからアクセスできます↓
https://improtec.jp/mazex/application.html
Q産業用ドローンはなにを国土交通省に申請しないといけないですか?
産業用ドローンを使用するには、国土交通省へ申請を行わなくてはいけません。
その申請の内容は、以下の通りです。

・農薬を積載し飛行するための「危険物の輸送」
・農薬を上空から散布するための「物件投下」

以上の2つの申請が農薬散布ドローンを使用するには必要な申請内容です。
これ以外にも、建物から30m未満の圃場を飛行する場合は、そちらの申請も必要になります。

詳しくはこちらで説明しています
Q夏場でもモーターの熱ダレは発生しませんか?
弊社の産業用ドローンは、信頼性が非常に高いブラシレスモーターを採用しています。

■冷却性能が優れている
夏場の過酷な現場でも長時間使用できるように、遠心冷却システムと冷却フィンが含まれていて冷却効率が大幅に向上しています。猛暑の中でも弊社製品は休むことなく飛行実験を行い問題なく終了しました。

■防塵・防水性能
現場の地面が舗装されていない砂の場所は少なくありません。そのような場所で離着陸を行うと砂を巻き上げ、その粉塵がモーター内部に入り込むことがあります。そのような場面で性能を発揮するのが回路基板の防塵・防水性能です。ほかにも農薬からコイルを保護するためのコーティングも施されています。

■システム保護メカニズム
万が一モーターやESCに不具合があった場合は、フライトコントローラーを通じて操縦者に警告を行います。そうすることでリスクを大きく軽減し安全性を向上させます。
Q送信機のモードはどちらですか?
弊社では、基本マルチローター用の右スロットルのモード1です。
工場出荷前にお申し出いただければ左スロットルのモード2にも無償で変更対応しておりますので担当者にお伝えください。

農薬散布ドローンについて

Q農薬散布ドローンのメリットはどんなことがありますか?
農薬散布ドローンは、作業時間を大幅に短縮できるだけでなくさまざまなメリットがあります。人体への影響低減、人件費の削減、付近住民への配慮を行います。詳しくは「農薬散布ドローンの6つのメリット」の記事をこちらからご覧ください。
Q農薬散布ドローンのおすすめの選び方はありますか?
7L機がオススメの方
総面積が10ha以下で、中山間地などの小回りが必要な場所で散布するのに適しています。
飛助miniであれば、低燃費なのでバッテリーコストも抑えられます。

9L機がオススメの方
10ha以上を管理していたり、請負作業も考えられている方は9L機がオススメです。
飛助MG/DXは散布性能もトップクラスなので請負作業にもピッタリです。

16L機以上がオススメの方
16~20L機は重くて大きく、バッテリーも高価になるので大面積を管理している方が対象になります。
しかし、日本の農薬は均一に散布できることが前提で吐出量が少ないため、16Lの薬剤を全て散布する前にバッテリー残量が少なくなり着陸しなければならないため、全ての性能を使い切ることが難しいです。

最適な機体を導入することは大きなコストカットにも繋がりますので、慎重に検討する必要があります。
Qメーカー毎の特徴はどんなところを見ればいいですか?
■プロペラ数・プロペラ直径
プロペラ直径が大きければ大きいほど、プロペラ数は少なければ少ないほど一か所のダウンウォッシュ(降下気流)は増えます。ダウンウォッシュが増えることで風に強く薬剤を地面に押し付ける力が増加します。

■散布方式
プロペラから発生したダウンウォッシュをどのように効率的に全てを余すことなく利用しているかによって大きくことなります。製品紹介などで散布性能について記載しているかどうか、それが正しいのか十分に見極める必要があります。

■バッテリー
機体本体が軽量かつバッテリーの容量(wh)が大きいほど、飛行時間を向上することができます。バッテリーは単価だけでなくどれだけの容量なのか確認してください。※1

■最大飛行時間
最大飛行時間とは一般的に、薬剤を搭載していない状態で何分飛行できるのかという時間です。
基本的には薬剤を搭載した状態で散布をするので、満タン搭載し0.8L/分で散布した場合何分飛行できるのか確認する必要があります。0.8L/分の場合、最低でも12分以上飛行できなければ10Lを散布できません。
また散布するだけでなく離陸・着陸・安全時間も必要なので満タン搭載した状態から15分の飛行時間が必須です。

■最大タンク容量
こちらの数字は大きければ大きい程、一度に散布できる面積が増えます。

■価格
機体の本体価格は購入時だけ支払えばいいだけでなく、保険や点検費用、消耗部品などの維持費に直結して影響します。トータルのコストを確認したうえで機体の選定が必要になります。


※1海外製品は、海外の農薬使用量に合わせて開発されています。
散布量濃度散布時間
海外2L薄い5分
日本0.8L濃い12分30秒
海外は10Lを5分で散布完了するので飛行時間が短くても問題ないため、バッテリー容量が他社と比較して容量が少ないです。日本は0.8L/分なので12分30秒を要するため、それに応じてバッテリー容量やモーターの推進力などが設定されています。
Q他の機械と比べて農薬散布ドローンはなにが優れていますか?
ドローンは管理機と比較して、圃場毎の洗浄や積み下ろしが不必要で、薬剤の濃度が高いので、水の準備時間短縮や体の負担を軽減します。短縮した時間を他の作業に利用できるため生産性の向上に繋がり、農業用ドローンはさまざまな圃場に対応することができます。機体を所持すると好きなタイミングで散布作業=薬剤効果が向上します。
これからの農業はコスト削減を行い、圃場の集約化、作業を自動化もしくは機械化することです。農業用ドローンもその中の一つになり散布作業の効率性を大きく飛躍させる機械といわれています。

詳しくは「農薬散布ドローンの6つのメリット」の記事をこちらからご覧ください。
Qネットには安価なドローンがありますが違いはなんですか?
ただ安くするだけであればさらに安い機体を追求はできます。しかし、安いだけの商品は「連続飛行ができない。横風で薬剤が流れ薬害が発生した。薬剤が巻き上がり散布したいところにかからない。アフタサポートに疑問がある。」などといったお声をお客様から伺います。
産業用ドローンの本質
産業用ドローンは農機具や重機と同じで、故障した時のメンテナンスや、年次点検、消耗品の部品提供、飛行申請などサポートが必須な製品です。
確かに初期費用が安いと惹かれる部分もありますが、「長い目で見るとコストが逆転した。」などもよくあることで、せっかくの農薬散布ドローンも総合的に効率が向上しません。そのような理由もあり、マゼックスは「しっかり散布できる。仕事に使えるドローン」のために、販売店と一緒になってサポート面を強化し、航空法に基づき安全にご利用いただけるように開発しています。
機体の性能面では
マゼックスでは薬害やドリフトを防止する散布構造や、農林水産省の定めている試験開発を繰り返し、散布性能を公表しています。安心して散布できるように散布性能を徹底して向上し自信を持って提供しています。

■飛助MG=認定機・試験済
全試験を認証機関で合格しているので、誰でも安全にご利用いただくことができます。

■飛助DX=認定を受けていないが、試験済
全試験を社内で行い飛助MGと同じ結果を確認しています。

■他社の未認定機=認定を受けていない・試験を行っていない
安価な農薬散布ドローンは、目視では問題無いように見えても「薬剤が風に流される。散布幅が4mに達していない。最低吐出量が1.1L以上で設定されている。正しい吐出チップが使用されていない」など日本の農薬に適合していない農薬散布ドローンが販売されていることが現状です。薬害もしくは周辺作物へのドリフト問題が発生する可能性があります。

適合していない機体で散布すると・・
日本国内で農薬を利用するには、農薬取締法に基づいて使用しなければいけません。
適切に使用していない場合は、農薬取締法第12条2項の違反で、3年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金になります。
ご購入前には、散布性能・吐出量・粒径を確認してください。
もしこの内容について詳しくお聞きになられたい方はマゼックスまたは販売店へお問い合わせください。
Q飛助MGと飛助DXはなにが違いますか?
2機種の大きな違いは農林水産航空協会の認定機種なのか。そうではないのか。の違いです。
飛助DXは農水協の認定を取得している飛助MGと同じ構造のため、飛行性能や散布性能、耐久性に違いは無く、安心して機体をご利用いただくことができます。さまざまなお客様の用途に合わせて最適な機体をご利用いただくために株式会社マゼックスでは農水協の認定機と認定を受けていない機体のどちらもラインナップしています。
Q認定機でしか農薬散布できないのですか?
農林水産航空協会の認定機体が必ず必要ではなくお客様の使用用途に合わせて認定機である飛助MGも弊社でご用意しておりますので、ご必要の方はお選びいただくことができます。

認定を受けていない機体は、散布性能・飛行性能の試験を実施していない製品も多く、薬害や残留値オーバーなどの懸念があります。ただし弊社ではお客様に安心してご利用いただくために認定を受けていない機体でも散布性能・飛行性能の試験・性能確認を行っています。

お客様のニーズに合わせた柔軟な販売ができるよう社員一丸となりお客様に良い製品を提供いたします。
Q10L以上積載できる農薬散布ドローンはありますか? 
日本国内で16~20Lの農薬散布ドローンを使用するためには、散布幅・散布量・飛行速度などを大幅に上げなくてはいけません。その上げた分に比例して、散布性能は悪化して、薬剤を均一に散布することが難しくなります。
また大型になることで機体本体やバッテリー、周辺部品などのコストが大きくなり、持ち運びの利便性などが悪化します。

このようなことを総合的に考えると、日本の農薬や圃場などで農薬散布ドローンを使用するには大きくても7~12L程度が最もコストパフォーマンス良く使用できる。と考えており、バッテリーの容量を大きくしても、重量も重たくなるので費用対効果が現実的ではありません。
しかし今後バッテリーの進化において飛行時間が多く改善できる未来が来た時には大型機の利用用途も大きく広がると思います。
Q薬剤や肥料はどれを使用すればいいですか?
農薬散布ドローンは、産業用ヘリコプターと同じ薬剤・肥料を使用します。
農薬取締法に基づき「無人ヘリ・空中散布・マルチローター」として登録を受けた薬剤を使用上の注意事項を遵守して利用することとされています。薬剤のラベルなどを確認し、ヘリコプターもしくはドローン(マルチローター)対応薬剤か確認し、希釈率や散布量などを確認してください。

対応薬剤は以下URLより調べることができますので参考にしてください。
http://mujin-heri.jp/index3.html
Q農業用ドローンはいつごろから準備すればいいですか?
農業用マルチローターは機体により期間が異なります。
飛助MGの場合
認定教習所で受講して資格証が発行されてから機体を納品いたします。資格証を発行するまでに1.5か月程必要で、そのあとは下記にある飛助MG以外のドローンと同じ手順で運用準備を行います。
飛助MG以外のドローン
農業用ドローンはお客様の使用時期が重なる場合もございますので、受注が多く重なりますと機体納期が大幅に掛かる場合もあり、最長で2か月程必要な可能性があります。また機体登録や飛行申請が必須となりますので最短でも2~3か月は使用準備期間を設けてください。
Q農薬散布するときの飛行基準はありますか?
農薬散布飛行する場合は下記基準を順守してください。



※この基準は、農薬を安全に利用するための基準です。散布幅や吐出量、粒子径などが細かく決められていますが、性能確認を行なわれていない機体はこの基準でも均等に散布できない可能性が高いためご注意ください。
Q農薬散布を行うには何人で、どのように作業を行うのですか?



基本的に操縦するオペレーターと散布作業の補助を行うナビゲーターの2人以上で散布作業を行います。1人で作業は国内では推奨されていません。

操縦者を保護するために、オペレーターの付近、手前側は横向きに散布を行います。そうすることで、機体を操縦者に近づける回数を少なくしオペレーターの安全を確保します。この作業方法を枕地散布といいます。
Qどんな状況になると飛行をやめた方がいいですか?
雨・ヒョウまたは雷、雪、暴風などの気象時は基本的に飛行出来ません。
農薬散布作業は、風速3m/sを超えると薬剤が風で流れドリフト問題がありルールにより禁止されていますので、必ず風速3m/s以下の環境下で作業を行ってください。日の出から朝10時頃・夕方以降は比較的風は穏やかなので、この時間帯に作業することが一般的です。
Q飛行中の音はどれくらいですか?
産業用ドローンは非常に静かで、産業用ヘリコプターのような騒音は一切無いので気にならない音量です。
また大型機はプロペラ形状の見直しや、回転数が少ないので小型ドローンよりも低い音で静かに感じます。
1人で簡単に持ち運ぶことも可能なので、住宅付近でも気軽に早朝から利用することが可能です。
Q農薬散布を行う際の服装に指定はありますか?
農薬散布を行うときの服装は以下の内容をお守りください。

  • ヘルメット
  • 保護メガネ
  • マスク
  • ボタンやジッパーは閉じること
  • 長そでの上着
  • 長ズボン
  • 動きやすい靴

農薬散布ドローンはオペレーターに薬剤がかからないように性能確認を行っていますが、付近を飛行した場合はかかってしまう可能性があります。そのため、必ず上記の装備を装着した状態で作業を行うように注意してください。
Qノズルを増やして散布量を増やすことはできますか?



日本国内で農薬散布ドローンを使用する場合は、散布幅4m、時速15kmのとき1分間の吐出量は0.8Lと農水協から規定されています。
飛行速度と散布幅によって吐出量の変動はありますが、日本国内で散布作業を行う場合は以下のように規定されています。

飛行速度(毎時)吐出量(毎分)
10km0.6L
15km0.8L
20km1.0L
※散布幅は4mの場合

ドローンは無人ヘリと比べダウンウォッシュが少ないため、ドリフト問題低減のために散布幅は4~5mまでを推奨しています。
しかし薬剤によっては散布量が上記規定より多く指定されているものもありますので、ノズル先端にあるチップを変更することで散布量を増加させることができます。詳しくは販売店へお尋ねください。
Qノズルを遠くに取り付け散布幅を広げることはできますか?
農薬散布ドローンでは4m、9L農薬散布ドローンでも散布幅は5mがダウンウォッシュの構造上限界の幅になります。
また農林水産航空協会のガイドラインでも4~5m以内と定義されています。


これ以上に広げようとするとプロペラから発生する渦の気流に吸い込まれてしまい中央付近に薬剤が集結してしまいます。そうすると中央付近の濃度が高くなり薬害や残留値オーバーの恐れがあります。
農薬散布ドローンは適切な散布幅内をいかにダウンウォッシュを効率よく利用して散布できるかで性能が変わりますのでご購入前に一度ご確認ください。

林業用ドローンについて

Q森飛15・25で苗木以外は運べますか?
森飛15・25は多種多様なモノを運搬することが可能です。
苗木以外にも運搬できることにより大幅な業務改善に繋がり(例植栽器具や獣害防護資材など)、これらの運搬にも最大積載重量以内であれば森飛15・25が使用できます。しかし運搬する物資によっては航空法に定められる「承認」を必要とするものもあります。(例ガソリン・チェーンオイルなど)これらについても必ず事前に確認するようにしてください。
Qどれぐらいのバッテリーで運用できますか?
実際の山林で森飛15を使用して苗木運搬作業を行い、以下のような結果が出ました。

■バッテリー3本・充電器2個・発電機1個/■バッテリーの充電時間は40分間


上記のように充電を行っている間は他バッテリーで行い、飛行が終わると現場で充電開始することでバッテリー3本で1日中フライトすることが可能です。1回の充電で約2~3往復程度できるので上記表でも多くの苗木や資材を運搬することができます。しかし、上記表は最小限の内容になるためもう1つ予備バッテリーを保持しておくと安心です。
Qドローンの保険料はどれだけかかりますか?

賠償保険以外に、機体保険(動産保険)があります。機体保険とは誤操作などによる衝突や墜落、盗難に対して機体の修理、購入が必要になるときに必要な費用が補填される保険です。機体保険は機体価格に応じて保険料金が決まり、下図は機体価格でどれ程の保険料の差がでるのか表したものです。産業用ドローンは車と同じように購入後も維持・メンテナンス費が発生するので購入時には必ず確認してください。

Q機体がホバリングしている状態で荷物の脱着をしてもいいですか?

ドローンの運用は航空法を遵守する必要があり、ドローンに30m 以上近づいてはならないと法律で定められています。また森飛15・25は最大離陸重量が30kgを超え、何らかの原因で墜落した場合、死傷事故に繋がり非常に危険です。ただし森飛15・25は飛行状態に近づくことなく作業できる構造や運用方法のため、危険は回避することはできますが、機体を選定するときにはあらかじめこのような安全の確保や運用方法も含めて検討が必要です。

Qドローンを飛行させるために申請などは必要ですか?
国内で無人航空機(ドローン)を飛行させるには飛行方法により国土交通省に飛行申請を行わなくてはいけません。そこで森飛 15・25をご購入いただいたお客様にはマゼックスが以下のサービスをしています。

マゼックス(提携の行政書士)がお客様の代わりに申請
より多くの林業従事者様にドローンを導入していただきやすいように考えて開始したサービスで、業界初の国土交通省への申請や許可書の発行手続きまでもマゼックスが格安で代行申請します。また、申請期間の終了が近づくとメールでご案内しますのでスケジュール管理もお任せください。
詳しい説明はこちらから確認してください。

ドローン保険 1 年目無料付帯(賠償保険)
国土交通省に申請するには賠償保険(対人対物保険)の加入が義務付けられています。
そこで機体をご購入頂いた1年目は無料付帯します。導入時の負担を少しでも減らせるように開始したサービスで、ご加入の作業なども含めてマゼックスが代行します。
保険の更新時期になりましたらメールでご案内するので更新忘れも防止できます。