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ドローンのメンテナンス産業用ドローンの作業後のメンテナンス方法について解説!

産業用ドローンの作業後のメンテナンス方法について解説!

ドローンのメンテナンス
2019.07.06

産業用ドローンは使用した後、みなさんはメンテナンスを行ってから保管が必要なことをご存知ですか?
よく使用されたまま機体を保管している話をお聞きすることがありますが、ドローンも機械なので使用した後は必ずメンテナンスや点検・手入れが必要です。その作業を怠ってしまうと最悪の場合墜落事故につながる可能性があります。今回では様々なドローン・機体に合わせたメンテナンスや手入れの内容についてお話致します。

 

 

空撮ドローンのメンテナンス

ドローンと言えば空撮です。その空撮作業が終了した後は特有のメンテナンスが必要です。メンテナンスを怠ると、空撮ドローンで綺麗な写真が撮れなかったり、正常に動作がしなかったりします。ここで、メンテナンスする箇所をしっかり確認しておきましょう。

カメラ

ドローンには前方や後方を確認するためのLEDが付属しています。このLEDは視認性を良くするために非常に明るいことがよくあります。夕方以降になるとこの光に吸い寄せられてしまう虫がドローンと衝突してしまいます。機体にぶつかった跡がつくことは問題ありませんが、カメラに付いていることがわからずに保管してしまうと軽く擦るだけでは取れなくなってしまいます。ムキになって強く拭いてしまうとレンズに傷がついてしまい撮影に影響する場合があります。必ず付着してしまってからすぐの取りやすい時に拭くようにしましょう。また、空撮ドローンのカメラは、一回使用したら、その日のうちにメンテナンスすることを心がけましょう。

ジンバル

空撮ドローンにはカメラを常に平行にするジンバル装置があります。ジンバル装置とは、1つの軸を中心として物体を回転させる回転台のことです。購入時にはこのジンバルを固定するための保護カバーがあります。このカバーが無いと、持ち運びしている間にジンバルに負荷を与えてしまい次回作動時に正常に動作しなくなる可能性があります。このカバーは廃棄せずに必ず使用後には取り付けて保管するようにしましょう。

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農薬散布ドローンのメンテナンス

農薬散布作業に使用した場合は、特にメンテナンスを怠らないようにしてください。農薬を利用するために特有の作業が必要になります。ここで、農薬散布ドローンのメンテナンス方法を確認しておきましょう。

配管、タンク内の掃除

作業後には必ずと言っていいほど配管に農薬が残留してしまいます。もしこの農薬が残されたままだと配管内で固着してしまい散布中のつまりの原因になります。農薬散布ドローンを長持ちさせるためにも、必ず配管の掃除はしましょう。

ポンプの掃除

使用後にはポンプに水道水を通して掃除しましょう。もしポンプ内に農薬が残っているとポンプ内のギア部分で農薬が固着してしまい次回作動しなくなり交換する恐れがあります。

モーターの掃除

こちらは必ず行う必要はありませんが状況に応じて行わないといけない必要があります。農薬がモーター内に固着していたり、粉塵が固着していると飛行中に悪影響を及ぼす必要があります。パーツクリーナーなどで掃除することもできますが、年1回はメーカーに依頼して機体のメンテナンスを行ってください。もし悪影響がある状態がわからずに飛行していると墜落してしまう可能性があります。

ノズルの掃除

農薬を噴霧する部分のノズルは最もゴミがたまりやすい部分です。内部にはフィルターが備えられていて、不純物を吐出しないように設計されています。ゴムパッキンも含まれているので農薬が付着している状態で長時間保管すると痛んでしまってボタ落ち防止機能が作動しなくなりますので使用後は必ず掃除するようにしてください。

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林業用運搬ドローンのメンテナンス

林業分野では以下の点検・メンテナンスなどが必要です。

モーター

林業の苗木運搬や架線引きでは重量物を長時間にわたって長距離飛行することも考えられます。通常モーターは熱くならないように冷却機能が備わっていますが万が一のために着陸後は素手でモーターを触って熱くならないか確認するようにしてください。手で触って5秒間も触っていられないぐらいの高温の場合は飛行を中断して熱が冷めるまで待機してください。

切り離し装置

使用前と使用後は必ず切り離し装置が作動するか確認をしてください。もし切り離し装置が作動しなければ荷物を積載した状態で長時間飛行する可能性があり非常に危険ですので負荷がかかっている状態でも正常に動作するのかを確認してください。また切り離し装置の安全装置などにも異常なく作動するか確認してください。

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ドローン全般のメンテナンス

バッテリー

使用前と使用後は必ず残量やセル毎のバランス状態を確認してください。もし残量が少ない状態で長期保管すると次回充電しても使用できなくなる可能性がありますので、少ない場合は60%まで充電を行ってから保管してください。セル毎のバランスの確認方法は下記バッテリーチッカーをクリックして確認ください。
バッテリーチェッカー

 

送信機のバッテリー状態

意外と送信機のバッテリー状態の確認を忘れてしまっていた。ということが多い事例です。送信機に必ず残量が表示されていますので、使用前や使用後には確認するようにしましょう。

 

プロペラの状態

ドローンの命といっても過言でないプロペラ。使用したり運搬したりしているうちに、プロペラが欠けてしまったり割れてしまっている可能性があります。必ず飛行前には確認するようにしましょう。

 

 

まとめ

ドローンのメンテナンスや点検についてお話しさせていただきましたがいかがだったでしょうか。普段から少し注意することで事故は未然に防げます。必ず作業前には点検を行うようにして、1年に1回はメンテナンスを依頼するようにすると安全に使用することができます。基本的なことや少し絞ったことについてお話ししましたがここに書かれていない内容でご不明な場合はお気軽にお問い合わせください。

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